死守【たけし〜episodeZERO〜】絶望からの逃避行編

前回 ⇒ 逃げても、逃げても【たけし〜episodeZERO〜】絶望からの逃避行編


人生をやり直すための1人暮らし・・・

会社に生活費を一部補助してもらえる事になっていたが、

それでも借金がある身・・・。

節約を心がけた。

自炊、そして会社に持っていく弁当も自分で作っていた。

米は自分で炊いて・・・

おかずは冷凍食品。

セールの日に冷凍食品をまとめて買って、値段を中身の個数で割って1つ当たりの値段を出した。

そして1回の弁当を作るのに、100円以下。

しっかりと節制していた。

電源も毎日コンセントから抜いたり・・・

1円単位での節約をしていた。

仕事も2週目に入り、若干取り組み方を変えた。

できるだけ工場長の機嫌を損ねない様に、気を使った・・・。

恐怖政治で動かされている、事務員の女性たちの気持ちが分かった。

当時22歳の俺は、そうやって生き延びるしかなかった。

それが後に、自分の首を絞めることになったのだが・・・。

そこまでしてでも、この地で生きていくしかなかった。

人生をやり直すために来たんだから。

仕事の帰り道。

毎日、悶々とした想いを抱えながら帰路に就く。

そんな毎日が続く・・・。

そして、いつも裏道で帰っているのだが、裏道からでもパチンコ屋がチラッと見える事に気付いた・・・。

気付くまでは分からなかった・・・。

意識すると見えてしまう現象・・・。

でも、平日は自炊もあるし、何度も自分に言い聞かせていた。

「人生を立て直すために、ここに来た」

と・・・。

2週目を何とか終え、また週末が来た。

引っ越しも一段落し、ある致命的なことに気付く・・・。

暇。

何もすることが無い。

地元にいた4年間もずっとそうだったから・・・。

毎週末、寝ているか、パチンコ屋に行くか・・・。

何もやっていなかった。

今更、1人暮らしをしても、それは変わらなかった。

それに加えて、友人も知り合いも1人もいない状況。

完全な孤独だった。

本当はそういう部分も考えて、対策を練っていなければいけなかった。

人生をやり直すなら、尚更。

それでも・・・それでも・・・

何とか最後の一歩は死守していた・・・。

誓いを破ってしまったら、もう止められない事は自分でも気づいていたから。

フラフラの状態で3週目が始まった。

そこで、ついに溜め込んでいた物が、決壊した。

続く・・・

筆者の現在の状況はこちらのブログで毎日更新しています。

「30歳無職の借金1000万返済ブログ」

ブログランキングに登録しました。

下記バナークリックでランキングが上昇します。

もしよければ応援お願いいたします。

にほんブログ村 その他生活ブログ 借金・借金苦へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする