堤防の決壊【たけし〜episodeZERO〜】絶望からの逃避行編

前回 ⇒ 死守【たけし〜episodeZERO〜】絶望からの逃避行編


「お忙しいところ、すみません」

今でも情けない・・・。

仕事の際、工場長に話しかける時は、必ず頭にこの言葉を付けるようになった。

工場長はいつも不機嫌でイライラしている・・・。

上記の言葉を使ってまず顔色を伺ってから、話をする・・・。

この行為に、非常にストレスを感じていた。

こうしないで話しかけると、露骨に嫌な顔をするから・・・。

自分の直接の上司は、工場長。

しかも業務フローを考えた時に、工場長もその中に組み込まれている。

つまり、無駄に話しかけているのではなく、仕事上必要だから話しかけている。

なのに、不機嫌になるから「すみません」という謝罪から入る・・・。

毎回、毎回・・・

「すみません」

「すみません」

「すみません」

・・・

未熟だった・・・

今なら違う向き合い方も出来たと思うが、その当時はそうする道を選んでしまった。

この現象にストレスを感じている日本人は多いのではないか?

こういう人ほど上にはいい顔をするし、上手くやるから、表には出ない。

この経験が後に悪い方向に出てしまうが、それはもう少し後の話。

他にも営業とのやり取り・・・、外注とのやり取り・・・

真面目に仕事をすればするほど、違和感を感じた。

おかしいだろ・・・という相手とも仕事をしなければいけない。

まして、先輩とのやりとり、会社と会社とのやり取りで、怒る事もできない・・・。

これが仕事というもの・・・そうかもしれないが、その不満を解決する事はできなかった。

こういった毎日が続き、ストレスを溜めていった・・・。

家に帰っても切り替えられず、イライラが募る。

遠い地での1人暮らし、ストレスを解消する術もない。

もう、限界だった・・・。

徐々に、何かが溢れてくる。

ずっと我慢していた、堤防がついに決壊した。

この程度で崩れるほど、俺は弱かった・・・。

ある日の仕事帰り・・・

「ちょっと見るだけ」

俺は、パチンコ屋の前に立っていた。

続く・・・

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